遊び

 子ども達が今の時を「喜びをもって生きる」ということは、あるがままの自分が受容され「やってみたい」「知りたい」と思うことが十分出来て、満ち足りた気持ちになることです。生活には動と静があり、一定のリズムをもって生活しています。日々展開される遊びや活動に、意欲を持って取り組み体験していくことで自信がつき、それが成長を高めていくためのステップとなります。
その中で「遊び」は、子ども達にとって無くてはならないもの。子ども達は遊びの中で人として生きるための基礎を学んでいきます。自己、人、物の関係を豊かにしていきます。

 本園では朝、登園してからお集まりまでの1時間15分とお弁当の後の1時間を自由遊びにしています。
3才〜6才までの子ども達が各学年を越えて、共に自由に遊べる時です。気の合った友達と好きな場所で好きな遊びが展開される時です。子ども達が日々没頭し、繰り広げられている遊びは下記のとおりです。季節や行事などによって遊びの内容が変わっていくこともあります。

ホールでは…積木、ブロック、パズル、玩具、乗り物、ごっこ遊び

※ごっこ遊びでは数名の子ども達が心を合わせて遊びます。役割を決めて遊び、成長と共に色々なごっこ遊びが展開します。
※大型積木、カラー積木などを使っての遊びは想像力が発揮されダイナミックな遊びへ と発展します。

 各学年の部屋では…折り紙、お絵かき、粘土、切り紙、色々な素材や空き箱を使っての製作、パズル、絵本や図鑑を見たり読んだりする。

※折り紙は大好きでいろいろなものを折って楽しんでいます。折ったものを使って遊んだりしています。

※色々な素材、空き箱を使っての遊びは、作りたいものを工夫して作り、達成できた時の子ども達の喜びは格別です。

外遊びでは…砂場、遊具、ごっこ遊び、鬼ごっこ、かくれんぼ、わらべ歌遊び、ボール投げ、タイヤ飛び、なわとび、野球、サッカー、ドッヂボール、水遊び、相撲、泥だんご作り、虫探し

※泥だんご作り…土と砂と水を混ぜ合わせて作る泥だんご。飽きることなく夢中になって作り続けます。
量を加減したり、壊れないようにするため工夫しながら作っています。失敗をしても何度も繰り返し作っていくうちにコツをつかんでいきます。すると壊れないだんごが出来ます。
最後まで諦めず、自分の力で納得のいくだんごが出来た時の満面の笑みは素晴らしいものです。保育者のところに得意気に見せに来る子ども達の気持ちが伝わってくるようです。
何度でも手で固め、こすっていくと光沢が出てきます。いつの間にか泥だんごが宝物に変わります。達成した時、共に喜び合うことで、次はもっと立派なだんごを作ろうと意欲が芽生えてくるようです。


※虫探し…5月頃になりますと、子ども達は新しい環境(園生活)にも慣れ、心も落ち着き安定してきます。行動範囲も広くなり、周りのことがよく見えてきます。
良い天気の日は外(園庭)に飛び出します。色々な虫が飛び回り、子ども達はそれを見て心が動きます。また地面にも色々な虫が動き始めます。
アリやだんご虫を発見した時の驚きと言ったらありません。不思議そうに見つめる気持ちから、虫の生態について、もっと知りたいという探求への思いへと変わっていきます。

※野球とサッカー…成長と同時に男の子達は野球遊びやサッカーに夢中になります。
所狭しと言えども、ルールに従って遊ぶ子ども達の顔には汗が光ります。野球は子ども達が新聞紙でバットやボールを作って遊びます。

 園庭に咲く花や全園児が種蒔きをした後は、ジョウロに水を入れて嬉しそうに水をかける子どもの姿も見られます。
色々なことに目を向け、それぞれが「やってみよう」という気持ちを持って取り組み没頭する自由な時間は、子ども達自らが気付いたり、考えたり、関わったり、心を寄せ合ったりする大切な時といえましょう。


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